1月22日午前6時半過ぎ、福島県のJR郡山駅前で大阪府箕面市の予備校生・横見咲空さん(19)が軽乗用車にはねられた事故。横見さんは頭を強く打ち、意識不明の状態で病院に運ばれたが、約8時間後に死亡が確認された。大学受験のために21日から郡山市内に滞在しており、亡くなったその日が試験当日だったという。
軽乗用車を運転していた郡山市の会社員・池田怜平容疑者(34)の呼気からは基準値超えのアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いなどで現行犯逮捕された。池田容疑者は、「取り返しのつかないことをしてしまった」と容疑を認めているという。
「現場付近の防犯カメラが、池田容疑者の運転する車がスピードを落とすことなく赤信号を無視して横断歩道に突入し、歩行していた横見さんをはねる瞬間をとらえています。
池田容疑者は、事故前日の夜に郡山市内の飲食店で飲酒していたとみられ、本人も『日付が変わるくらいまで飲酒した』『自宅で少し休んでから運転した』などと供述しているそうです。警察は過失運転致死に容疑を切り替え、さらに危険運転致死の疑いも視野に入れながら捜査を進めています」(全国紙の社会部記者)