池田容疑者は、事故現場となったJR郡山駅から徒歩圏内にある自宅で、両親らと暮らしていた。一家を知る地元住民が証言する。
「事件の前夜も19時くらいには車がなくなっていたから、そこから飲みにでも行ったのかな。今までトラブルや酒に関する失敗は聞いたことはないけど、『とにかく仕事が続かない』とは聞いていた。
祖父母は介護が必要だし、両親は仕事ですれ違いだし、本人は定職につかず肩身が狭い。それで酒に逃げてしまったんじゃないかって、近所では話題になっているよ」
「NEWSポストセブン」の取材に対して、池田容疑者の父親は、「取り返しのつかないことをしてしまい、被害者や遺族の方には申し訳ないの一言です」と憔悴した様子で答えた。