「被告は大谷選手の信頼を裏切り、経済的だけでなく、社会的な評価や精神的な被害をももたらした。大谷選手はこれからも苦しみ続け、被告の犯行に傷つけられ続けるだろう」(前出の資料より)
水原被告は裁判所に提出した申立書で、通訳としてだけでなく大谷選手の身の回りの世話やそのほかの雑務もこなし、1日24時間体制で対応に追われていたと主張。大谷選手から個人的に支払われていた給与も低く、経済的に厳しかった生活事情がギャンブルへの引き金になったとしている。
検察側の「強欲」という指摘に対し、水原被告が求める情状酌量はどこまで認められるだろうか。量刑言い渡しは2月6日に予定されている。