ハイブランドのファッションに身を包み、カメラマンからのポージング指示に精一杯に応える少年。切れ長の瞳に、見るものを射抜くような鋭さを宿しながらも、時折はにかんだような初々しい笑顔を見せる一幕も──。昨年12月、都内のスタジオに世界で活躍するトップカメラマンやスタイリストが集結した。彼らが視線を注ぐのは、新人モデル・道休蓮(16才)だ。
「このとき撮影された写真が掲載されたのは、1月23日に発売されたモード誌『SPUR』3月号です。蓮さんは8ページにわたって登場しただけでなく、表紙も飾っています。彼がモデルとして雑誌に登場するのはこれが初。異例の大抜擢です」(ファッション誌関係者)
雑誌が発売されるやいなや、彼は世間の耳目を一気に集めた。それは16才にして身長182cmの9頭身という、あまりにも完成されたルックスだけが理由ではなかった。
「目元がメジャーリーグのサンディエゴ・パドレスで活躍するダルビッシュ有さん(38才)、鼻が紗栄子さん(38才)にソックリだったことで、すぐに2人の長男ではないかと話題になったのです。かつて紗栄子さんは、自身の名字が『道休』であることを公にしていましたし、SNSに綴ってきた息子さんの年齢とも一致しているのです」(芸能関係者)
しかし、今回の誌面では、蓮という名前の由来や、母とのエピソードは明かされているものの、両親の素性については一切、触れられていない。別のファッション誌関係者は次のように明かす。
「蓮さんは、ダルビッシュさんと紗栄子さんの長男で間違いありません。2人の長男がスタイル抜群のイケメンであることは以前から話題になっていたんです」
被災地支援活動を行う団体の代表を務め、自身も被災地でボランティア活動に励んでいる紗栄子。その活動に、件の長男も参加したことがあるという。
「昨年、能登半島地震の被災地で紗栄子さんが炊きだしを行った際も、彼は息子であることは明かさずに参加し、黙々と働いていました。でも、あまりのイケメンぶりに“あのカッコイイ子は誰?”と話題になっていました。
今回は、知人からの推薦もあり、せっかくのチャンスだからと挑戦することにしたそうです。父や母の名前を出せば、大きな注目を浴びることは間違いない。でも、彼は自分ひとりの力でどこまでやれるのかを試してみたかったそうです。モデルの大先輩として紗栄子さんにアドバイスをあおぐこともできたでしょうが、撮影現場に彼女は同席していなかったと聞いています」(前出・別のファッション誌関係者)