弁護人「たしなめることもあった?」
浩子被告「『人に迷惑をかけてはいけない』と。ベランダで花火をしたいと言ったときは『煙が出るし消防も来る』とも(言ったことがある)」
瑠奈被告が夜の繁華街へ遊びに出かける際、修被告に送り迎えをさせていたことにも言及した。
弁護人「修(被告)は瑠奈(被告)と夜遅くに行動していたようだが?」
浩子被告「夫(修被告)は日中に仕事していたので、昼夜逆転している瑠奈(被告)と行動するのは過酷だったと思う。しかし夫には悪いが、瑠奈(被告)の将来のために仕方ないと思っていた」
地獄の家に貼られた“メモ”の真意
両親は、瑠奈被告が欲しがるものを次々に買い与えていたといい、そのため家の中は瑠奈被告の私物で散乱。最初は浩子被告が片付けをしていたが、いつしか瑠奈被告が「私のものに触れるな」などと言うようになり、足の踏み場もない“ゴミ屋敷”状態になったという。
なかでも多いのが、“高級ドール”だ。安価なものでも5万円ほど、高価なもので10万円を超えるモデルもあるドールが加速度的に増えていき、合計で100体以上所持していたという。