弁護人「そんなに『買えない』『場所もない』と言えないのか」
浩子被告「家計がひっ迫しているときはそれも言えたが、場所に関しては瑠奈(被告)が『あと2~3体だから大丈夫』と言うので」
また、自宅のいたるところに『お嬢さんの時間を無駄にするな。私は奴隷です』『指摘される前に奴隷は頭を低くしろ』などと書かれたメモが貼ってあることについて、弁護人が質問する場面もあった。
弁護人「家の中には『私は奴隷です』と書かれた紙がありますが」
浩子被告「(瑠奈被告が)怒っているときに『書きなさい』と言われたので。より怒らせないよう、書いて貼っておけば怒りが広がらないかなと」
弁護人「別に奴隷になったつもりはないと」
浩子被告「はい」
あくまで、「娘を過度に甘やかしたつもりはない」と主張する浩子被告。その言葉は本心なのか──。