ハワイ旅行での息子・林家木久蔵との2ショット(写真/事務所提供)
──黄色の着物のまま行かれるんですか。
「黄色い着物だと目立って人が集まってしまうので、着替えて行きます。でも黄色っていうのはお金が集まる色ですからね。僕は風水好きで、風水では西に黄色を飾るとお金が貯まるっていうのがあるんですよ。よく『笑点』でも『みなさんこんにちは、黄色い恋人、木久ちゃんです。僕の写真を西に飾っておくとお金が入りますよ』って自分を売っていました(笑)」
──木久扇さん卒業後、『笑点』では黄色が“永久欠色”になっています。
「そうですね、いないですね、なんか遠慮してるんじゃないですか。誰か着ればいいのにね」
──着物の色は、自分で選べるんですか?
「昔の『笑点』はテレビが白黒で、控えめな色の着物だったんです。カラーになってから、『好きな色の着物を選んでいい』っていうので、紫や赤とかの着物も置いてありましたが、僕は最初に目に入った黄色を選びました。それが僕のカラーになった。
小学生の鞄や帽子とか、みんな黄色じゃないですか。だからずいぶん黄色で得しました。少々、答えがよくなくても視覚的に笑ってもらえるんです。色は人に何かを訴えるんですよね」
──『笑点』を卒業したら、「おかみさんに孝行をしたい。ハワイに招待したい」と仰っていましたが、ハワイへは行かれましたか。
「昨年5月に5泊7日でハワイ旅行に行ってきました。長女と息子の(林家)木久蔵も荷物持ちで一緒に来てくれました。今までも定期的に行っていたんですけど、コロナが明けてから初めての海外旅行。ドライブでローカルなところでご飯を食べたり、日本人が経営しているかき氷屋さんに行ったり、フリフリチキンを食べて景色をみたり……。カウアイ島のビーチにも行きましたね。観光っぽいところは全然行ってないんですけど」