1月下旬、中居の自宅から出てきたMさん。疲れた表情を浮かべていた(2025年1月)

1月下旬、中居の自宅から出てきたMさん。疲れた表情を浮かべていた(2025年1月)

「好きに書いていいよ」

『THE MC3』(TBS系)などすべてのレギュラー番組を降板し、芸能界を引退した中居は、フジの会見中も自宅に引きこもっていた。彼の知人は「憔悴しきっていて、片時も目が離せない状態です。放っておくと何をするかわからない」と彼の体調を懸念する。だが、中居はひとりで懊悩しているわけではなかった──。

 1月下旬の昼下がり、ロングコートを羽織ったスレンダーな女性が中居の自宅を後にした。大きなトートバッグを肩にかけ、ひっつめ髪で険しい表情を浮かべていたその女性は、かつて本誌が中居との交際を報じたダンサー兼振付師のMさんである。騒動後もMさんは昼も夜も中居のマンションで過ごし、片時も彼をひとりにしないように心を砕いていた。

 彼女の存在は、中居の親族や友人からも「パートナー」として公認されており、家族も彼女の存在を知っているからこそ、安心して中居のサポートを任せているそうだ。

 安室奈美恵さんやKinKi Kidsのバックダンサーを務めていたMさんが、SMAPの振り付けを手伝うようになったのは2009年頃。マンツーマンのレッスンなどを通じて中居と距離を縮め、2011年頃から本格的な交際が始まった。

「2017年に『女性セブン』に交際を報じられるまで、ふたりの関係に気づく人はほとんどいませんでした。目ざといファンに、シャネルのお揃いの指輪やペアウオッチをしていることを指摘されたことはあるものの、6年近くにわたって交際は徹底して伏せられていたのです。

 その後、破局説も報じられていたため、いまも交際が続いているとすれば驚きを禁じ得ません。何より、中居さんはMさんとつきあいながら、ほかの女性とも関係を持とうとしたと考えられるわけで……」(芸能関係者)

 交際が報じられた当初、Mさんは中居の自宅の目と鼻の先にワンルームマンションを借り、人目を忍んで彼の部屋に通った。

「彼女が中居さんとの交際を周囲に匂わせたことは一度もありません。熱愛報道後にSNSのアカウントを閉鎖したのも、彼の立場を守るため。マンションを出るときも時間差で、外でのデートはもってのほか。Mさんは彼とつきあうために“日陰の女”に徹したのです」(前出・中居の知人)

 当時、中居はテレビやラジオで独特な恋愛観を披露していた。

〈1年に1日しか会えない恋人と、364日ずっと一緒で1日しか離れない恋人なら、圧倒的に前者がいい〉

〈週に1回洗濯してくれて、おれが帰ってくる前にご飯だけ作って出て行ってくれる。そんな人が理想です〉

 女性が聞けば眉をひそめたくなるような“暴言”もあったが、Mさんは黙して彼に尽くした。

「2016年末にSMAPが解散し、中居さんが新居を購入したことで、ふたりの結婚が現実味を帯びて報じられるようになりました。当時、Mさんの左手の薬指には中居さんからもらった指輪が光り輝いていたのです。ところが、その後も中居さんは煮え切らない態度を取り続けた。一時は距離を置き、Mさんは曖昧な関係に悩んだ時期もあるそうです」(別の芸能関係者)

 2020年2月の退所会見でも中居は改めて結婚の可能性を否定し、その理由を「人間的に欠落してるというか、やばいところがある」と語った。若い頃は結婚願望が強く、子供もほしいと公言していた中居。「浮気は絶対にしない」のが信条で、恋愛には一途な性格だと思われていた彼は、いつから“欠落した”行動を取るようになってしまったのだろうか。

「高校時代は地元の神奈川・平塚で彼女と半同棲生活を送り、原付バイクに乗って仕事現場に通っていることをうれしそうに語っていました。デビュー後に風俗嬢との“お泊まり”を写真週刊誌に報じられ、記者会見を開いたこともあります。

 その後もテレビ朝日の下平さやかアナウンサーや元フジテレビの中野美奈子さんとの交際が報じられ、プライベートのことで騒がれることがうっとうしくなったのでしょう。記者に直撃されても『好きに書いていいよ』と煙に巻き、周囲には『普通の子が好き』とボヤいていました」(前出・芸能関係者)

 秘密主義が裏目に出て、SMAPのメンバーとの間に確執が生じたのは2007年頃。歌手の倖田來未(42才)との交際が報じられたことがきっかけだった。

関連記事

トピックス

会見時間は10時間を超え、深夜2時半頃まで続いた
被害女性・X子さんが語るフジ10時間会見への違和感「納得のいかないところは山のようにあった」「この期に及んでもなお人権侵害されている気分です」
週刊ポスト
芸能界から引退を表明した中居正広
【全文公開】引退発表の中居正広を支える「ダンサー兼振付師のパートナー」親族や友人も公認 自宅に引きこもる中居をひとりにしないように同棲状態で寄り添う 
女性セブン
騒動後は「反省の言葉を繰り返していた」という生島ヒロシ
【無期限の芸能活動自粛】生島ヒロシ、女性スタッフに「不適切画像」送信でラジオ降板 騒動後に連絡を取った関係者の証言「反省の言葉を繰り返していた」
週刊ポスト
田村瑠奈被告(中央)
「赤い状態でした…こちらを向いて…」田村瑠奈被告の母が目撃した浴室の被害者、証言で明かされた“戦慄の時間”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
フジテレビ系『119エマージェンシーコール』(公式HPより)
フジテレビの危機的状況に冬ドラマ5作が「偶然?必然?騒動とのシンクロ」切実な背景
NEWSポストセブン
鶴瓶が語った中居氏の騒動
《困惑の鶴瓶を直撃》沈黙破り明かした中居正広から「ごめんなさい…ごめんなさい」引退前の謝罪、CM写真削除、“X子さん同席BBQ”当日のこと
NEWSポストセブン
エズラ・ヴァンダン(23)はトルコのインフルエンサー(本人インスタグラムより)
「24時間で100人の男性と関係を持つ!」トルコの黒髪美女インフルエンサー(23)が“道徳観念を傷つける動画プラン”で逮捕も「私はイタズラを続けます」
NEWSポストセブン
町中華番組が人気の玉袋筋太郎
「町中華」人気の玉袋筋太郎、大事にするのは“打算のない生き方” 50代になり「持ち味が活かせる場所が増えてきた」
NEWSポストセブン
穴に落ちたドライバーの救出活動が続いている(右は下水の放水、時事通信)
【埼玉・八潮の道路陥没事故】「前から糞のようなニオイが…」近隣住民らが感じていた“異変” アスファルトのヒビは予兆だったのか
NEWSポストセブン
ヴィトンコーデで帰国したNumber_iの平野紫耀(2025年1月)
平野紫耀、パリで行われたルイ・ヴィトンのコレクションから帰国 空港では集まったファンが“大名行列” パニック寸前の中、にこやかに手を振るファンサービス
女性セブン
中居正広(2017年3月)
【スクープ撮】中居正広、恋人と親族が「24時間監視」の引きこもり生活 かつて交際報じられた美人ダンサーが“同棲状態”で支えていた
女性セブン
「週刊ポスト」本日発売! フジテレビ「新・接待疑惑」と「巨額マネー」ほか
「週刊ポスト」本日発売! フジテレビ「新・接待疑惑」と「巨額マネー」ほか
NEWSポストセブン