金色のカツラを被っている
「ニュース映像で彼を見た時に、すぐ思い出したんです。口に手をあてる仕草、あれを小学校の時にもよくやっていました。癖だったのか、人前で話す時とかによく口を手で覆い隠していた。当時もメガネをかけていたし、最後に会ってから10年以上経っていますが、すぐに彼だとわかりました。見た目もほとんど変わってない。
ピアノをやっていて、中学ではテニス部だったと思います。いじめられていたという報道がありましたが、私はよく知りません」
中学を卒業し、偏差値70近いトップクラスの公立高校に進学すると、その後は国公立大学に進学。しかし、大学は中退したようだ。
「その後は定職に就かず、単発のバイトを繰り返していたようです。直近では2024年夏、スキー場のリゾートバイトなどにも短期で通っていました」(前出・大木容疑者を知る人物)
本人のものと思われるSNSのアカウントには、大学時代の音楽系のサークルで仲間と楽しむ様子が投稿されている。同じサークルにいた人物に取材を申し込むと、次のように答えた。
「私には大木くんと楽しい思い出がたくさんあります。何かがどこかで狂ってしまったようで大変残念です。これ以上私からお伝えすることはありません」
凶行はなぜ起きたのか。真相の究明が待たれる。
◆「NEWSポストセブン」では、情報・タレコミを募集しています。情報提供フォームまたは、下記の「公式X」のDMまで情報をお寄せください。