カジノの会員登録時に提出された水原被告の運転免許証
昨シーズンはワールドシリーズ制覇、史上初「50−50」達成と歴史的な活躍を見せたが、このオフは左肩を手術してリハビリがメインの日々。さらに山火事に見舞われて避難した先でインフルエンザにかかり、寝込んでしまったという。現在は回復し、週5〜6日はトレーニングする毎日のようだ。
「開幕に向けて準備を進めるなか、やはり気になるのは真美子夫人の第1子妊娠です。大谷選手もファンイベントで『緊張と楽しみが両方ある。無事に生まれてきてくれれば、それだけで充分』と胸中を明かしました」(在米ジャーナリスト)
一方で注目を集めているのが、2月7日に判決が予定される元通訳の水原一平被告(40才)の裁判だ。水原被告は大谷の口座から約26億円を騙し取った銀行詐欺罪などで起訴され、米連邦検察は1月中旬、4年9か月の禁錮刑や大谷への賠償金の支払いなどの量刑を裁判所に求めた。これに対して水原被告サイドは、「ギャンブル依存症の“被害者”だった」として1年6か月の禁錮刑が妥当であると主張し、減刑を求める申立書を裁判所に提出した。
「申立書には水原被告の両親と妻らの手紙が添えられ、被告がいかに“善人”であるかをアピールしています。なかでも妻は、被告の仕事が想像以上に厳しいものだったと強調し、犯行当時の被告は『精神的に正常な状態ではなかった』と主張しました」(前出・在米ジャーナリスト)
さらに水原被告自身も申立書を提出し、“ブラック”な労働環境が犯罪の引き金となったと強調したのだ。