容疑者と被害者が住んでいたマンション
深夜3時に部屋のインターホンが…
「私の部屋のインターホンが、深夜に鳴ることがあったんです。それも何度も。最初は10月で、深夜3時頃でした。
このマンションはオートロックで、マンションの正面玄関と部屋前の2か所にインターホンがあり、それぞれ呼び出し音が違うんです。深夜3時に、正面玄関のインターホンを押さずに他の住民に付いて入るなんて、怪しまれてできないはず。だから住民が鳴らしているはずなんです。
ただ、エントランスへの来訪者はモニターで確認できるのですが、部屋前にはモニターがないので誰が訪ねてきたのか確認できなくて。本当に怖くて、身動きもできず、ドア穴をのぞくことができませんでした」
その後、「1月中頃までに5回ほど部屋前のインターホンが鳴った」のだという。
「それも毎回、決まって一度だけインターホンを鳴らすんです。1月中旬以降はインターホンが鳴ることがなくなったので、忘れかけていました。でもこの事件の報道を見て思い出しました。容疑者のことはまったく知りませんが、住民を無差別に狙っていたのだとしたら、怖すぎます……」
「文春オンライン」は2月4日公開の記事で、このマンションの別の男性住民が、大木容疑者から「付けられてるんちゃうか」と思った出来事について報じている。マンションから2キロほど離れた自身の職場前に大木容疑者が佇んでおり、自分のほうをジッと見つめていたことがあったのだという。