パーティーではコムズ被告自ら盛り上げる場面も(Getty Images)
コムズ被告は米エンタメ界の重鎮であり、交友関係は幅広い。それゆえに『フリーク・オフ』についても、様々なセレブの関与が噂されている。なかでもデビュー当初からコムズ被告と交流のあるジャスティン・ビーバーは、最近の“激変ぶり”にこの事件がかかわっているのではないかと指摘する声も多い。
「過去には、元ダンサーであるアドリア・シェリ・イングリッシュが『デイリー・メール』の取材に対し、コムズ被告のパーティーに参加するドナルド・トランプ大統領(78)や、ラッパーのジャ・ルール(48)などを目撃したとの報道もあり、他にも重要な情報を握っているセレブがいるのではないかと言われています」(同前)
コムズ被告の悪行に、セレブたちは一様に口をつぐんでいる。一方で、“無名”の人々の勇気によって、事件の詳細は徐々に明らかになりつつあるという。
コムズ被告が主催したイベントではこんな催しも(Getty Images)
被害女性が明かす、おぞましい暴行の一部始終
タリア・グレイブスさんは、コムズ被告から暴行を受けたとして、2024年9月に訴訟を起こしている。タリアさんは、同番組のなかで涙をこらえながら、2001年に受けた被害を告白した。
「当時25歳だったタリアさんは、コムズ被告が立ち上げたレコードレーベル『バッド・ボーイ・レコード』で働いていた恋人がきっかけでコムズ被告に出会いました。彼女が恋人のもとへ向かう際、コムズ被告が車で送ってくれることになった。
彼女が車に乗ると、コムズ被告に『飲み物はいるか?』と聞かれたため、疑うこともなく渡されたドリンクを飲んだところ、突然頭がくらくらし、顔がしびれたように感じた」(同前)
タリアさんはそのまま気を失い、意識を取り戻した時には見慣れない部屋にいたという。