肌や毛の質感まで細かく塗装(HPより)
瑠奈被告は、中学から不登校になり、18歳ごろから自宅に引きこもるようになった。繊細な娘の心を守ることは一家の最優先事項だったが、両親ともに“言いなりではなかった”と主張している。弁護人の「瑠奈の要望で断ったことを挙げてほしい」という質問に対して、修被告は、「6月26日に東京のM男と『(ホテルで)もっと長くやりたい』と言うのを『明日の仕事に支障があるから短くして』と言った」と答えた。
また、総額1000万円を超えるほど大量の高級ドールを買い与えた理由を説明しながら、修被告が涙する場面もあった。
修被告「理由はふたつあります。ひとつは、お気に入りのドールを見ていると心が休まる。(瑠奈は)よく『早く死にたい』などと言うので、生きる糧になってくれたらと。
ふたつめは、入手したドールをメイクする。『死にたいけど、(ドールを)きれいにするまで死ねない』と言い、(涙声になりながら)ドールがある限り生きていてくれると思って購入していました」
修被告によると、たとえ瑠奈被告が興奮状態だろうと要望を断ることはあったという。