毎週土曜の20時から、TikTokで生配信を行っているレイニ(事務所HPより)
「おれ、天才かも」
これまで子育てについて多くを語ってこなかった徳永だが、著書『半透明』(2006年、幻冬舎)にはこう綴っている。
《僕は親父とかおふくろが持っていた、どういう人間になってほしいっていう期待にことごとく反抗してきたから。子供らは、自分の好きなことを持って、僕は何かあったらサポートできていけばいい。あんまりくどくど言わない》
そんな父の教育方針のもと、レイニは伸び伸びと育った。
「幼少期は両親の影響でサッカーやピアノに親しんだそうです。ピアノは得意で、弾きながら『おれ、天才かも』と思ったこともあったそうですよ。中学ではジャムセッション部という軽音部のような部活で、ギターやドラムの演奏を担当していました」(芸能関係者)
そして高校時代、思春期に少年から大人へと変わる道を探していた彼は、単身での渡米を決断する。
「アメリカ留学時に歌手への道がひらけた出来事があったそうです。コーラスの授業の発表会で教師にすすめられ、緊張で足が震えながらソロで歌唱をしたところ、客席からスタンディングオベーションを受けた。『歌でこんな世界が見られるのか!』と、人前で歌うことに魅了され、父の背中を追うように音楽の世界を志しました。
彼はロックバンドの『ワンオク』(ONE OK ROCK)に憧れていて、彼らのように海外でも活躍できるようになりたいそう。現在所属するのは小栗旬さんが社長を務める大手事務所。期待も大きく、小栗さんの“秘蔵っ子”との呼び声も高い」(前出・芸能関係者)
レイニの事務所に、徳永との関係や名前の由来を尋ねるとこう回答した。
「(レイニが徳永の次男であることは)事実でございます。名前にはさまざまな思いを込めてくださっているとは思いますが、おそらく楽曲名もひとつの由来だと思います」
冒頭のインタビューで、将来の目標について《ワンオクのライブを観た、さいたまスーパーアリーナでワンマンライブをすること》と語ったレイニ。その夢が実現する日を、父も心待ちにしていることだろう。
※女性セブン2025年3月6日号