山舗容疑者が出場した地下格闘技大会のトーナメント表。リングネームは「フリーひろと」だった（SNSより）
「いじめられっ子のような感じ」
「10年近く前にうちで働いていましたよ。3か月ほどですが大人しい印象で、どちらかと言うといじめられっ子のような感じでした。ホストとしての戦力は心許なくて、盛り上げ役とか、ヘルプ要員でしたね。
何かやらかして地元から逃げてきた感じで、ウチの寮に入っていました。給料を前借りしまくって生活していたから、給料日には常に金がないんですよ。結局、ホストとしては通用しないって分かっていたんでしょうね。逃げるように辞めていきました」
その後は地元・津市に戻り、一人親方として足場の仕事をするなどしてきたという。前出の知人は「同情するわけじゃないけど」としながらも、こう語った。
「今回の事件の背景には事情があるみたいなんですよね。もちろん電流が流れる首輪をつけて物置に監禁って、アウトですよね。でも殺そうとしたわけでもないし、スタンガンをバチッとあてる程度のことですよね。若い奴らはスタンガンくらい持ってるし。
あいつは結婚して子供もいる。1月から塗装屋と組んで仕事頑張ってたみたいだから、そっちにエネルギーを使えばよかったのにとは思いますね」
取材に答えた知人らは、今回の事件を地元コミュニティーでの些細な出来事だと受け止めているようにも見えた。しかしながら、首輪をつけて監禁するというのは、明らかに度を超えた行いだ。
警察は事件の詳しいいきさつを調べている。
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