母親の彼氏を「全てがキモい」と語っていた

「うちに父親はいないの」と言っていた

「Xは3月3日に開かれた第3回公判の証人尋問で、自身の先輩が小西被告の交際相手だったと供述。検察官から『どういう人ですか?』と問われると『反社会的な人だと思います』と答えていました。

 Xはこの交際相手について、『(暴力団との具体的なつながりも)聞いていました』と供述。一方で、裁判官に交際相手の素性について質問した際、Xは『答えたくないです』『わからないです』などと答えに詰まっていた。『交際相手から(事件について)黙秘をしろと言われたことはありますか?』との問いにも『わからないです』と答え続けたため、裁判官が『わかりました! ないとは言えないということですね』と失笑する場面もありました」

 内田被告にも、反社会的勢力との繋がりや、違法薬物使用をアピールする癖があった。

「証人尋問中、Xは『梨瑚さんのバックにいる人と関わりたくはなかった』と供述する場面もありました。

 判決には小西被告の『更生可能性』も考慮されましたが、その点で、被告と周囲にいた人間との関係も、検察は問題視していたようです」

 小西被告は現在20歳。これまでの人生より長い時間をかけて罪を償っていくことになる。今後に行われる内田被告の裁判では、どのような判決が下るのだろうか。

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大麻を使っていることを知人にアピール(知人提供)

内田梨瑚被告が大麻を使っていることを知人にアピールしていたDM。モザイクのかかっている写真は、男性が大麻を吸っているように見える写真だった

内田被告が真実を語ることはあるのか──

大麻を吸っているアピールをする内田被告。真実を語ることはあるのか──

内田被告と知人のやりとり

内田被告と知人のやりとり

小西被告の中学時代の卒業アルバム写真

小西被告の中学時代の卒業アルバム写真。NEWSポストセブンの取材では、小西被告の容姿と性格にギャップを感じていた知人証言もあった

内田被告のSNSに映る小西被告

内田被告のSNSに映る小西被告

事件の現場となったつり橋は、夜は人通りも少なく、地元では自殺の名所としても知られた

事件の現場となったつり橋は、夜は人通りも少なく、地元では自殺の名所としても知られた(時事通信フォト)

写真うつりを非常に気にしており、強い加工の写真がSNSに並ぶ

写真うつりを非常に気にしており、強い加工の写真が並ぶ

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