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 ただ気になるのは、恵比寿ガーデンプレイスで胸を露出させる女性の周りに、日中であるにもかかわらずほとんど誰もいない点だ。この女性は雑踏で水着姿になった画像なども公開しているが、周囲で騒ぎになっている様子は全くなく、不自然に感じられる。これらはAIなどを使って制作した画像であり、現実に露出行為はなかった可能性もゼロではない。

 若林弁護士は、「AIにより生成された画像等の場合、公然わいせつ行為はしていないので、公然わいせつ罪には該当しません」と解説する。

 とはいえ、女性は具体的な商業施設の名前を出している。施設側から訴えられた場合、何らかの責任が発生しうるのだろうか。

「AIによって生成された画像だとしても、それを見た人たちが、その商業施設でそのような行為が行われると認識し、その業務を妨害し、損害が発生するような場合には、損害賠償請求をされるリスクがあります。

 今回のケースだと、損害までは生じないと思われるので、損害賠償は難しそうです」

 何度騒ぎが起きても同様の投稿が続くというのは、それだけ女性インフルエンサーにとって、こうした行為が“おいしい企画”ということなのかもしれない。果たして規制する手立てはあるのだろうか。

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