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「 “思い出話だけの人”になっちゃう」人気DJの赤坂泰彦(65)が抱く“年齢を重ねる不安”と「めちゃくちゃダメ出し」されても“チャレンジをやめない熱い心”

ラジオ、テレビで活動を続ける赤坂泰彦さん

ラジオ、テレビで活動を続ける赤坂泰彦さん

 しゃべりと音楽の知識を生かし、ラジオ、テレビで活動を続ける赤坂泰彦さん(65)。すっかり落ち着いた“イケオジ”になっているように見えるが、心の内ではこの先を見据え、危機感に煽られながら新しいチャレンジを続けているという。

 とある日の夜、テレビ番組の収録を終えたばかりの赤坂さんは、熱く語り始めた──。【全3回の第3回。第1回から読む

 * * *

「Voicy」でオーディションに挑戦

 ラジオでもテレビでも音楽番組に長年携わらせていただいて、しゃべって曲紹介をしていますが、僕が子どもの頃に聞いていたような、個人的な話をフリーでできる番組は今はなかなかありません。それでリスナー1人1人に語りかけられるような番組をもちたい、と思って2021年に始めたのが、音楽配信プラットフォーム「Voicy」の『赤坂泰彦のラジオグラフィティー/TALK&SOUL、声の落書き、大人の深夜放送!』です。完全に、僕が自由にしゃべりたいことだけをしゃべる番組です。

『ラジオグラフィティー』にはフリー放送と会員制のプレミアム放送があり、プレミアム放送には20~50代の150人ぐらいが会員になってくれています。僕をラジオDJとして育ててくれた番組『FMナイトストリート PAJAMA PRESS』や、第31回ギャラクシー賞でDJパーソナリティ賞をいただいたラジオ番組『MILLION NIGHTS』、そして『THE夜もヒッパレ』などいろんな番組で僕を知ってくれた人たちが一同に集まる場所になっています。

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