保健体育科主任でもある森下和哉監督(高校のホームページより)
一方、森下監督側の答弁書(令和6年5月10日)は〈被告森下と被告A子(注・原文は実名、以下同)との間において不貞行為(肉体関係、キスする関係等)は一切ない〉と主張。LINEのやり取り自体は事実で、〈その表現だけを見れば両人の間に不貞関係があったかのように読める部分がある。
しかしながら、まず被告森下と被告A子は男女間ではあるがいわゆる性的な表現を率直に言い合える親しい仲であった。(中略)被告森下はLINEにおいて、実際には肉体関係にはないが肉体関係があるかのような性的表現を用いて被告A子を笑わせようと〉した、などと反論しているのである。
本誌の取材に応じた父親・Bさんはこう語った。
「森下(監督)とは同級生で小学生から一緒にサッカーをしてきた。2017年に鹿実サッカー部の下部組織となるクラブチームを森下と立ち上げて、右腕のようにやってきました。OB会から監督への批判的な意見には私が矢面に立ってかばってきた。そうして家族ぐるみの付き合いがあって、息子も森下が監督のサッカー部に入ったんです」