鹿児島実業高校サッカー部の監督が“泥沼不倫裁判”
前園真聖、城彰二、松井大輔、遠藤保仁……日本サッカーを代表する選手を輩出した名門・鹿児島実業高校サッカー部。だが、OBら関係者からは指導者である監督の「不倫裁判」を問題視する声が噴出していた──。
“鹿実”の愛称で知られるスポーツ強豪校・鹿児島実業。同校OBが語る。
「鹿実サッカー部は全国高校選手権に23回出場、2度の優勝を飾り、多くの有名選手を輩出した。しかし、2007年を最後に全国高校選手権からは遠ざかっています。
2018年の県大会では創部以来初の初戦敗退を喫し、2019年には部員20人の飲酒が発覚して活動自粛。名将の故・松澤隆司総監督は2011年に勇退しており、跡を継いで苦境にある部を指導するのが森下和哉監督です」
名門復活への重責を担い、3学年で100人超という部員を指導する立場にある森下監督だが、ある問題を抱えていた。
「既婚者である森下監督が、あろうことか指導するサッカー部員の母親・A子さんとの関係をめぐり裁判沙汰になっているのです。
昨年、森下監督とA子さんが不貞関係にあったとして慰謝料を求めて提訴した部員の父親・Bさんは、鹿実サッカー部の下部組織の副代表。サッカーを通じた関係性もあり“不倫裁判”は地元サッカー関係者や鹿実OBらに瞬く間に広まった。裁判に証拠として提出されたという監督とA子さんの不倫関係を示唆するLINEのやり取りも流出しています」(同前)
本誌・週刊ポストが入手した複数のLINE画面を見ると、そこには互いの顔写真とともに、たしかに「指導者と部員の母親」という関係を超えた親密さを窺わせる内容があった。
実際に訴状(令和6年3月4日)を確認すると、部員の両親は2023年10月に協議離婚、その後、Bさんが森下監督とA子さんとの不貞行為を裏付ける証拠を入手したため提訴したとしている。
証拠として2人のLINEが大量に提出されている。そこで森下監督が送信している内容は2人の肉体関係を直接的に想起させるもので、〈エロかった〉〈チュー〉〈濃厚なの〉〈相性〉といった文言が並ぶ。さらに卑猥な内容の記述は控えるが、不貞関係の証拠としてのみならず、指導者が部員の母親に送信する内容としては明らかに不適切に見える。