冬に半袖シャツ一枚の角田。半歩後ろを歩く再婚相手のAさん
角田を支えた「恩人」
騒動の影響もあり、芸能の世界から“消えかけた”角田。そんな角田を救ったのが、周囲の存在だった。
「一番辛かった時期に、騒動のことについて一切触れず、声をかけてくださったのが『カーコンビニ倶楽部』の林成治社長でした。一緒にカラオケに行って仲良くなって、『角ちゃん、うちのCM出てよ』と。『オレと出会ったから、これから忙しくなるよ』と言ってくださって、ENEOSのグループ会社であるENEOSウイングの会長さんをはじめ、いろいろな方を紹介していただいた。この恩は、一生をかけて返したいと思っています」
現在の事務所社長で再婚相手のAさんと出会ったのも、林社長との出会いの直後だった。
「僕をどん底から救ったのは、筋トレだった。一心不乱にバーベルを上げている時に、『筋トレは究極のメンタルトレーニング』だということに気づいて、そこから立ち上がることができました。その縁で、おかみさん(Aさんのこと)とも出会えた。ネガティヴなことはいっぺんにやって来るけど、それはいいことも一緒なんです」
現在は、企業や団体からの仕事のオファーが多いという。
「メディアのお仕事も良き頻度でお受けしていますが、主には企業絡みのお仕事で、“応援団長”的なことをさせてもらっています。ENEOSウイングさんでは支店同士の売り上げを競うイベントの決起集会に呼んでいただいて、『花の慶次』のテーマ曲を歌い、皆さんを応援する。
一昨年からは横浜DeNAベイスターズの『横濱漢祭』で応援総長を務めさせてもらっている。他にも企業、団体さんから講演の依頼も多く、テレビなどのメディアで表舞台に出る活動より、企業を応援する立場のお仕事が大部分を占めています」