相撲中継に映り込むことが「元気に生きている証拠」に
14日目は向正面の溜席を観戦予定だという大村さんだが、観戦に臨む姿勢についてこんな言い方をした。
「ボクは相撲中継のカット割りを知っているから、いつテレビに映っているかわかるんですよ。今日の溜席は東の力士が勝ち名乗りを受けている時に映る。だから東の力士が勝利するとちょっと背筋を伸ばしてカメラ目線ですね(笑)。
ボクのファンは大相撲中継で元気にしていることを確かめるそうです。だから相撲観戦に行かない場所があると、病気で寝込んでいるんじゃないかと心配してくれるんですよ。舞台で行けなかった九州場所に2年ぶりに顔を出すと、福岡の相撲仲間から“生きてるやん”“死んでたかと思った”と言われましたよ。だからいつまでも元気な姿で相撲観戦をしないといけないんですよ」
相撲人気でチケット入手が困難になるなか、大阪での春場所は自宅から通えるので毎日でも訪れたいと話した大村さん。93歳とは思えない大の好角家は今場所も健在だった。