昨年不倫問題が報じられた柏原明日架(時事通信フォト)
開幕直前、3人の女子プロと1人のキャディとの“トリプルボギー不倫”が報じられた女子ゴルフ界。3人のシード選手への注目度は高まる一方だ。川崎春花(21)はツアー第3戦「アクサレディス」(3月28日~)を欠場。開幕以来3週連続の欠場となり、復帰の気配がない。阿部未悠(24)と小林夢果(21)は出場を続けているが、ツアー第2戦では揃って予選落ちと苦しんでいる。
また、若手女子プロのX子が、企業の「プロアマ」(プロとスポンサー企業が大会前後に行なうラウンド)で知り合った男性と不倫関係になっていたことも明らかになった。X子も親交のあった男性の妻は、X子に対して「500万円の損害賠償金」を払うよう通告したが、支払われなかったためトラブルに発展している(*関連記事《“トリプルボギー不倫”で揺れる女子ゴルフ界で新たな不倫騒動 若手女子プロがプロアマで知り合った男性と不倫、損害賠償を支払わずトラブルに 「主催者推薦」でのツアー出場を問題視する声も》参照)。
プロアマはスポンサーに自分を売り込む場面
近年、女子ゴルフ界では不倫問題が相次ぐ。昨年12月、人気ゴルファーの柏原明日架(29)が不倫相手の妻に訴えられた裁判で、「慰謝料300万円」の支払いを命じる東京地裁判決が下った。柏原の不倫相手は専属の男性キャディで、柏原を訴えた男性の妻もまた、プロゴルファー。男性キャディとゴルファーの関係では“トリプルボギー不倫”と同じ構図だ。原告であるキャディの妻のプロが重い口を開く。
「(夫と)籍は抜いていませんが、なかなか“元のさや”というわけにはいきません。ゴルフは精神面が大きく影響するので、今回の“トリプルボギー不倫”もお互いに元の生活に戻るのは難しいのではないでしょうか」
プロとキャディだけでなく、女子ゴルフ界で男女の“接点”になっているとされるのが、X子のケースのようなプロアマだ。レギュラーツアーにも参戦する女子プロゴルファーが証言する。
「正直、試合だけで食べていけるのはランキング上位100人くらいまで。120位では獲得賞金が200万円を下回ります。そこで大事になってくるのが、ツアーや企業主催で行なわれる『プロアマ』での出会いなんです」