男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
3人の女子プロとキャディの“トリプルボギー不倫騒動”で揺れる女子プロゴルフ界。事態の収束を図れないままトーナメントが消化されていく。今週はツアー第3戦『アクサレディス』が宮崎で開催されているが、不倫が報じられた3人のシード選手のひとり、川崎春花(21)は欠場。開幕以来、“理由”が明かされないまま3週連続の欠場となり、ファンからも心配する声が高まっている。
残りのふたり、阿部未悠(24)と小林夢果(21)は出場を続けているが、ツアー第2戦には共に予選落ちするなど、プレーにも影響が出ている。欠場を続ける川崎だが、現時点(3月28日)で次戦は出場の予定だ。
「シード選手は大会開催日の7週間前から3週間前の間にエントリーしないといけない。川崎プロはツアー第5戦の『富士フイルム・スタジオアリス女子オープン』(4月5日~)までは開幕前にエントリーしていたとみられる。3月25日に大会事務局から発表された出場108選手に川崎プロの名前もあるが、欠場を続ける可能性もあります。
とはいえ、シード選手には『全試合の60%以上』の出場義務があるほか、『前年優勝した大会(ディフェンディングチャンピオンの試合)』『前年欠場試合』への出場義務があり、違反するとそれぞれ罰金が課される。川崎プロは昨年3試合で優勝しており、最低でもその試合には出ないと面目が立たない。苦しい状況です」(ゴルフ担当記者)