“トリプルボギー不倫”の女子プロ2人が並んで映ったポスター
今後の大会にも不安
ディフェンディングチャンピオンという意味では、『富士フイルム・スタジオアリス女子オープン』の前年優勝者は阿部だ。そこで、関係者の間で話題になっているのが大会の「公式ポスター」だという。
「ポスターには7人のプロの写真が掲載されていますが、メインは優勝カップを持つ阿部未悠です。ほかには米女子ツアー挑戦中ですが富士フイルム契約選手の竹田麗央(21)、準優勝の佐久間朱莉(22)、昨年のメルセデスランク上位の人気選手である小祝さくら(26)、桑木志帆(22)、安田祐香(24)。そして最後のひとりが川崎春花です。
ポスターは開幕前に前年大会の成績などを考慮して作られるため仕方ありませんが、奇しくも阿部と川崎が同じポスターに収まる形になってしまった。影響が広範囲に及んでいる」(ツアー関係者)
今後開催されるトーナメントでは、今シーズンの成績を考慮しながらポスターやパンフレットが製作されることになる。通常は「選手は出場を確定するものではありません」といった但し書きを添えることで“逃げ道”を作るのが一般的だが、今回はそれでは納得してもらえないことで深刻な事態になっているという。
「各トーナメントではスポンサー企業所属のホステスプロを中心に運営するが、ディフェンディングチャンピオンは唯一、特別な存在です。前夜祭やプロアマの主役ですし、最終日の表彰式でプレゼンターを務めることもある。昨年、川崎プロが優勝した3大会の関係者は気が気じゃないでしょう」(前出・ゴルフ担当記者)
しばらく、女子ゴルフツアーの現場の混乱は続きそうだ。