秋の園遊会に出席されたお着物姿の愛子さまと佳子さま(2024年10月30日撮影、時事通信フォト)
マスコミに混じって撮影をしている
そんな宮内庁の公式Instagramについて前出・記者が気付いたことがあった。
「天皇皇后ならびご一家の公務先に宮内庁のSNS専用の撮影班の人数が増えているのが一層目立ちます。以前の宮内庁の撮影班はムービーとスチールの担当だけでしたが、テレビ、新聞、雑誌の報道カメラマンの中に一緒に混じって撮影をしているのです。
天皇皇后両陛下と公務が被っていた場合は秋篠宮家も時々うつっていらっしゃいます。佳子さまのお姿がうつった際はSNSで話題になることも多いですね」
公式Instagramを通じて皇室の活動の広報を充実させるため、宮内庁は来年度予算に今年度の10倍以上の約2700万円を計上している。
「本来天皇のご活動を報告するために開設された公式Instagramのアカウントでしたが、今ではフォロワーが190万人余りまで増えています。フォロワーの17%が若年層であるとメディアが報じたこともあり、宮内庁は驚きを隠せませんでした。さらに若者に皇室への関心をもってもらうために、愛子さまや佳子さまのご公務にも同行するSNS班の人手も今後必要になってくるかもしれません」
宮内庁に今後愛子さまや佳子さまの公務にもSNS班は同行するのかについて聞くとこう回答があった。
「インスタグラムの投稿範囲については、検討を行っているところです」(総務課報道室)
4月1日からは天皇皇后両陛下の活動を紹介するため、宮内庁は公式のYouTubeチャンネルを開設する。こうしたネット上での発信のなか、これからも仲睦まじい天皇ご一家の姿や秋篠宮ご一家のお姿が見られることに期待が高まる。