出産を控えた真美子夫人(左)と大谷
「先日開催された日本での試合のときも、マミコは帰国を見送りました。以前は彼女がショウヘイを乗せた車を運転していましたが、いまはショウヘイが自分で運転し、隣には愛犬のデコピンが座っています。マミコの出産が近く、“予定日は来月(5月)”だと、みんなそのときを固唾をのんで見守っていますよ」(前出・ドジャース関係者)
出産を目前にして、大谷夫妻は入念な準備を進めている。メジャーリーグには、選手が夫人の出産に立ち会うために、最長で3日間の休みが取れる「父親リスト」という産休制度がある。大谷が所属するドジャースは「父親リスト」の活用に積極的で、昨年も主力選手を含む数名がこの制度を利用。過去には別チームだが、ダルビッシュ有(38才)や鈴木誠也(30才)などの日本人メジャーリーガーも、同制度を使い出産に立ち会った。
「産休制度の存在は知っていた大谷選手ですが、チームの主力としての責任感が強く、“シーズン中に試合を欠場してもいいのだろうか”という葛藤があったようです。欠場することで試合感覚が鈍り、調子を崩すリスクもある。ただ、慣れない土地で出産する真美子さんに寄り添いたいという気持ちは強いので、取得するとみられています」(在米ジャーナリスト)