遺体が見つかった長浜市の浩一郎容疑者と龍彦容疑者の自宅
一部報道では、堺市で見つかった遺書には、遺体が野中容疑者の妻だという記載がある。実際に妻とは連絡がとれなくなっており、親族内でのトラブルがあったとみられる。
遺体が見つかった長浜市の浩一郎容疑者と龍彦容疑者の自宅近隣住民は、口を揃えて「あまり交流はなかった」「あの家の方だけよく知らない」などと話す。冒頭の女性が振り返る。
「親子が会話しているところ見たことない」
「もう10年以上前ですね、あの家に親子が引っ越してきたのは。当時はかなり高齢の祖母も存命でね。5年前とかに亡くなりました。浩一郎さんたちは、この地域にもともと住んでいましたが、なんだか実家を売却して、こっちに借家で入ったということは聞いています。噂だと事業に失敗しただとか、ギャンブルだとか、離婚だとか……。ただ間違いないのは近くにあった自宅を売却して、この借家に引っ越していらっしゃったということです」
証言から浮かび上がってくるのは、親子2人の「奇妙な生活」だ。前出の女性は、声をひそめてこう明かす。
「親子2人が会話をしていることなんて、この10年ほとんど見たことがない。そもそも、息子さんは同じ敷地にある小さな離れで生活していましたから。不思議ですよね……。
もう何年も前になりますが、息子さんが浩一郎さんにかなり激しくいるのを聞いた人がいるんです。だから、仲は良くないんだろうなという印象は持っていました」
父と息子。それぞれどういう印象なのだろうか。