長浜簡易裁判所。書記官はなぜ遺体を遺棄したのか
「浩一郎さんとは会えば挨拶くらいはしますし、話をしたことがあります。何年か前に心臓を悪くしちゃって、ペースメーカーを入れるみたいな話もしていましたから、苦労されているはずですよ。おとなしそうな普通の老人です。事件の報道で72歳と知りましたが、もっと年上かと思っていましたね。
息子さんはおとなしそうな印象です。明るい表情も見たことがない。ただ、とにかく姿を見ないんです。部屋は閉め切っているし、朝早いのかな。休日もいま思えば不自然なくらいこの10年見ていないんですよ」
別の近隣住民はこうも話した。
「報道で息子さんが、裁判所の事務官という仕事をしていると知りました。頭が良いしっかりとした仕事をしていたんですね。しかも、法律に関わるお仕事で、自分たちがやっている行為がバレたらどういうことになるか分かっていたはずですよね。自宅に遺体がある状況で、どのような思いで仕事をしていたのでしょうか」
実際に遺体が野中容疑者の妻なのであれば、なぜ親族の妻の遺体がこの住宅にあったのだろうか。不可思議なこの事件。捜査の進展が待たれる。
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