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〈15歳・女子高生刺殺〉24歳容疑者の生い立ち「実家で大きめのボヤ騒ぎが起きて…」「亡くなった母親を見舞う姿も見ていない」一家バラバラで「孤独な少年時代」 

被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと住所・職業不詳の谷内寛幸容疑(右・時事通信フォト)

被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと住所・職業不詳の谷内寛幸容疑(右・時事通信フォト)

「ほとんど毎日、放課後に同じメンバーでサッカーやバスケをして遊んでいました。私たちにとってはなんてことない日々だったけど、それがもう叶わないんだと思うと……」──さいたま市のマンションで高校1年生の手柄玲奈さん(15)が刃物で刺され亡くなった事件から3日。彼女と小中学校の同級生だという女子は、亡き友人との思い出を振り返りながら「今でも信じられません」と漏らした。

 埼玉県警は4月16日朝、被疑者となっている谷内寛幸容疑者(24)を殺人容疑で身柄を検察に送致。現在も取り調べが行われている。ある全国紙社会部記者が語る。

「容疑者は14日夜、マンション前で手柄さんの体を複数回切りつけるなどして殺害したとみられている。司法解剖の結果、手柄さんの死因は上半身を刺されたことによる臓器損傷だったということです。

 男は事件を起こした後、現場近くの交番へ向かい居合わせた40代男性に『110番をしてください』と頼み、その場で警察官に確保されました。自ら出頭しながら、取り調べに対しては黙秘。いまだ手柄さんとの関係はわかっていません。ただ、現場付近の防犯カメラに待ち伏せする谷内容疑者の姿は映っていなかったようです。

 手柄さんを偶然見つけて襲った可能性も視野に入れ、引き続き動機の解明を進めています」

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