天満東洋ショーで公然わいせつ対策で使用していると見られる「はいているようではいていないパンツ」
「ただこれで事件自体が終わるわけではありません。今後は今回の摘発を理由に、大阪府による行政処分が下されるでしょう。前例を踏まえると、数か月単位の営業停止処分が見込まれています。それが万博期間中と重なれば、捜査当局の浄化作戦が功を奏した形になりますね」(前出・全国紙社会部記者)
摘発によって地元では安心の声が広がっているかと思いきや、どうやらそうではないようだ。なんと行政処分の免除を求めて地元住民らが「東洋ショー劇場を守る会」を結成し、署名活動を行っているというのだ。守る会の担当者が話す。
地元は「ストリップは芸術作品」
「ストリップは決して性的なだけのいかがわしいものではありません。踊り子さん達は、とても大変な練習を重ねて、ダンスを通してご自身を表現している。芸術作品なんです。そして、東洋ショーは天満の繁華街一帯のナイトタイムエコノミーの重要なエンターテイメント施設として、地域経済の一翼を担っています。多いときにはお客さんの3分の1が訪日外国人ということもありますね。
なのでオンラインや全国のストリップファンからの署名は2500件以上集まっているほか、近隣店舗の飲食店などの嘆願書の直筆署名も190件以上は集まっています」
しかし“公然わいせつ”は引き続き行われているのではないだろうか、という疑問についてはこう続けた。
「摘発の後、劇場は大きく変わりました。最も大きな変化は『はいているのに、はいていないように見えるパンツ』です。ストッキングのような透ける布地の下着です。はいていないように見えるのですが、確かにはいています」