朝の過ごし方
脊柱管狭窄症対策は、朝起きるときからスタートする。症状が出そうなときは背骨をかばう動作に移り、症状が出たら早く緩和される動作を入れる。自分で様子を見ながら体勢を整えていくのがコツだ。前出の酒井氏はこう語る。
「脊柱管狭窄症の人は体を丸めると楽に感じるので、普段の生活でも前かがみ姿勢になりがちです。しかしもともと、姿勢が悪いからこそ脊柱管狭窄症になるので、そこから矯正していかなければなりません。痛みやしびれの症状が出ないギリギリのところで、できるだけ正しい姿勢をとろうと意識することが大切です」
痛みとしびれを避けて、1日のスタートを切ろう。