沈黙していた大津氏の話も聞くことができた。
「政治家を志したのは、本当に3か月前です。ネットの広告に応募したら、立花さんから電話があって、目黒区議選への出馬が決まり、私を政治家女子48党の党首にすると。私は新しくできる党だと思っていたが、就任会見当日に、旧NHK党を引き継ぐといきなり言われた。借金も知らなかったし、どういうことか全くわからなかった。
だから取り付け騒ぎにしても、立花さんは騒ぎを起こせば私が党首を放り出すと思っていたようです。『代表権を渡してくれ』と普通に言われれば、なるほど、借金もあって大変だろうと多分譲ったでしょうが、『100万円の給料を出すから、代表を譲ってくれないか』と言われたんです。そんなの信用できる訳ないじゃないですか。これからはお金の流れがどうなっているか、開示して明らかにしたい。お金の使い方が正しかったのかを明らかにするのが党首の私の役目だと思います」
バトルはまだまだ続きそうなのだ。
※週刊ポスト2023年4月21日号