「ジャパネットたかた」にコーナー出演(草なぎの所属事務所HPより)
家電などではなく、星付き名店シェフと共同開発したグルメ食材を扱った日に出演した草なぎは、すべての品を試食し、食リポ。もちろん塚本、大久保両アナを巻き込んでの『碁盤斬り』のPRタイムが何チャンスもあり、グルメ便を申し込んだ視聴者100名に抽選で同作のムビチケカードが当たる…という前代未聞の番宣コーナーとなった。なんという冒険、なんというセンスの良さなのだろうか。この先、真似をする人たちも出てくるかもしれないが、“草なぎ×ジャパネットたかた”というインパクトの強さに勝るケースはないように思う。
そして今回の“電波ジャック”で、出演者の多くが驚いていたのが「草なぎさんって、こんなにしゃべる人でしたっけ?」である。
興味深かったのは、『トークィーンズ』で、かつて『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で草なぎと共演していた指原莉乃や、『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)に度々ゲスト出演していた若槻千夏ら、“しゃべらない草なぎ”を知る者と、2018年の第3回から『ななにー(7.2新しい別の窓)』(ABEMA、現在は『ななにー『地下ABEMA』)にレギュラー出演している池田美優(みちょぱ)のように“しゃべる草なぎ”を知る者とのリアクションの違いだった。
VTRやスタジオで“パターン”を繰り返したり、全体の流れを把握しながらしゃべりまくる草なぎに驚く指原と若槻に対し、「いつものことですよ」「まったく、しょうがないなぁ」というような表情を浮かべたり、特には突っ伏したりしながら苦笑いするみちょぱ。草なぎの“変化”がよくわかるひとときだった。
草なぎ自身も、自身が話すようになったのは、「環境が変わってから」と、稲垣吾郎、香取慎吾と共に『新しい地図』を広げたタイミングで、理由として「他に話してくれる人がいないから」を挙げた。