もう1つ、この不倫報道を過熱させたのは、不倫相手である唐田さんの、交際“匂わせ疑惑”ではないでしょうか。2020年1月26日放送「サンデージャポン」(TBS系)に出演したコラムニスト・山田美保子さんによると、唐田さんは東出さんとのツーショットをプリントアウトして周囲に配っていたそう。この他にも、現在は削除されていますが、インスタグラムでは東出さんと似ているイラストとキスするように目を閉じている姿をアップしています。また、「寝ても覚めても」がカンヌ映画祭に出席し、インタビューを受けた際、唐田さんは「撮休があっても、東出さんが本読みしようとおっしゃってくださったので、ずっと一緒にいました」と答えています。このご時世、不倫がバレたら大変なことになりますから、身に覚えがあるのなら東出さんには触れないほうが賢明なはず。それなのに、自分と東出さんが親しいことをアピールせずにいられないのは、“日陰の身”であることのストレスが限界近くに達していたからかもしれません。
実際、彼女の行動はだんだんとエスカレートしていきます。唐田さんは「100文字ドラマをアイデアにした!」(テレビ東京)に出演していました。これはその名のとおり、100文字のアイデアをふくらませてストーリーを作り上げ、ドラマ化するものです。唐田さんが脚本家と相談して作り上げたのは、売れつつある新人女優が不倫をするという話。つまり、自分のプライベートをそのままドラマ化したわけで、セリフには東出さんの名前も出てくることになっていたそうです。唐田さんにも言い分や事情はあるでしょうが、先輩女優の夫と不倫をして、それを匂わせるという方法は妻にけんかを売っているも同然で、これまた非常に女性ウケがよろしくないと言えるでしょう。
言行不一致?再婚否定の3か月後にできちゃった再婚
一連の報道を見ていると、東出さんからは「言っていることと、やっていることが違う」、つまり言行不一致な印象を受けるのです。たとえば、「週刊文春」には、家事育児を杏さんに押し付けていた、帰宅してすぐに温かい食事が出てこないと、機嫌を損ねて飲みに出かけてしまうというエピソードが掲載されていました。結婚時に2人の間にどんな約束があったかわかりませんが、今どき“家事も育児も全て妻まかせ”というルールで結婚生活を送っている人は多くはないでしょう。自分が帰宅したタイミングでできたての食事を出してほしい、家事も育児も1人でやってほしいというなら、結婚相手は人気女優の杏さんではなく、専業主婦希望の女性がよかったのではないでしょうか。
唐田さんに対する態度も、やはり言行不一致に思えるのです。「文春」によると、唐田さんから切り出して、2人は一度は別れたものの、東出さんからの再アプローチでよりがもどったそう。東出さんが戻ってきたことで唐田さんが自分とのことは本気だと思いこんでしまった可能性もないとは言えず、ゆえに唐田さんは匂わせという形で存在をあえてアピールするという行動に出たのかもしれません。しかし、杏さんとの間に第三子も生まれていますから夫婦が不仲ということはなさそうです。
また、不倫報道が出てすぐに、東出さんの当時の所属事務所は不倫が事実であり、2人の別居を認めた上で「ただ、今回の別居は離婚へ向かうものではなく、なんとか修復へのステップを踏むための冷却期間と聞いております」と、東出さんに離婚の意志がないことを明かしています。唐田さんにしてみれば、離婚するつもりがないなら、どうしてすんなり別れてくれなかったのかと思うでしょうし、これだけのことをされて「戻りたい」と言われても、杏さんも「どうぞ」と簡単に言えるわけがないでしょう。