〈社長(野崎さんのこと)は身体を売る人を軽蔑しているのに、自分自身が交際クラブとかでお金で女を買っていた。〇〇さん(他の愛人の名前)についても、私の前では『あいつはソープ嬢だからダメだ』と言っていたのですが、〇〇さんは何度も『結婚してくれ』と言われていた。社長の周りにいる女は全員売春婦なのかと。(AV出演について)そんなに気にすることなのかと思います〉
「愛のない結婚だった」ことを主張し続けた須藤被告。そしてそんなある日、野崎さんから「もうダメだから、覚醒剤でも買ってきてくれませんか?」と頼まれたと言うのだ——後編記事では、売人に接触し覚醒剤を入手した一部始終、そして覚醒剤を手渡した後の野崎さんの“反応”についての被告の主張を詳報する。
(後編につづく)