容疑者らが関わっていた料亭は『千姫』『天姫』『椿姫』『ピノ』と少なくとも4店舗あり、親族がさらに別の店舗を経営している可能性もあります。これらの店で、のべ150人以上の女性が働いていた。この中にホストクラブの客も含まれていたといいます」(事件担当記者)
これが事実であれば、“効率の良い”経営ともいえるだろう。新地で働かせた女性をホストクラブに通わせれば、女性が相手にした客の男性が落とすカネに加えて、女性のカネもホストクラブで回収することができる。
「東京と同じように大阪でもホストクラブの“売掛金”の返済をめぐるトラブルが問題になっています。今回は、マッチポンプのような仕組みで、女性から搾取していた構図が浮かび上がり、府警は見せしめも含めて、松島新地に手を入れたのだと思います。ただ周囲からはなぜ、この容疑でいまさら摘発するのかという困惑の声も多く聞かれます」(同)