事件をめぐる人物相関図

事件をめぐる人物相関図

「売春・美人局グループ」形成の経緯

 キーマンは、殺害された隆一さんの元妻で、直哉被告の実母のAさんだった。敦子被告の現在の夫・保彰(逮捕時31、美人局詐欺で有罪判決)の実母でもある。検察側冒頭陳述によれば、敦子被告とAさんはパチスロを介して知り合い、親密になったが、敦子被告が「次第にAさんに因縁をつけ、金銭を要求し、金を巻き上げていた」という。他方、敦子被告はAさんの実子である直哉被告と保彰の面倒を見て手なずけていった。のちに敦子被告はその手なずけた兄弟のひとり、保彰と結婚したが、弟で殺人の実行犯である直哉被告とも肉体関係になる。

 敦子被告は直哉被告や、実姉の市瀬恵美(美人局詐欺で有罪判決)も巻き込み売春を行ない、リピーターを標的にして美人局詐欺をするようになった。Aさんにも売春をさせ、売り上げが落ちると制裁を加えていたという。そのうち、敦子被告への借金返済に窮した元夫、松野新太とその妻、みき子(美人局詐欺や証拠隠滅でともに有罪判決)も加担するようになり、「敦子被告を頂点とする売春・美人局グループ」が形成されていった。

関連記事

トピックス

桑原以外はアイウェアを着用も、オーラは隠せていない
《元RADWIMPSの桑原彰》「ごめん、いっぱいになっちゃって」山田孝之の誕生日会に参加女性が殺到で「お断り対応」に追われた夜
NEWSポストセブン
globeのKEIKOとマーク・パンサーは現在、大分のラジオ番組『JOY TO THE OITA+』(OBSラジオ)のパーソナリティーを務めるなど大分で活躍している(撮影/JMPA)
globeのKEIKO「全国豊かな海づくり大会」で久々の大舞台 マーク・パンサーと司会進行を担当、両陛下を前に堂々とした司会ぶり
女性セブン
ジョーカーの仮装でポーズをとる市村優汰(Instagramより)
《ハロウィン前日の夜に…》市村正親・篠原涼子の俳優長男が警察トラブル 女性から“触られた”と通報され事情聴取
女性セブン
大河出演にあたりスタッフも驚きの「誓い」を立てていたという吉高由里子(写真/共同通信社)
《結婚&引退説はどうなる?》芸能界有数の酒豪・吉高由里子、大河ドラマ座長として「断酒宣言」していた 撮影現場で見せた“成長”
週刊ポスト
焼き鳥店に揃って入った亜希と清原和博
《離婚から10年》清原和博と亜希が長男・正吾の大学野球最後の試合の夜に食事会、千鳥足の元夫を亜希が支える場面も また一歩近づいた元夫婦の距離
女性セブン
司忍組長も傘下組織組員の「オレオレ詐欺」による使用者責任で訴訟を起こされている(時事通信フォト)
【名門暴力団が“闇バイト”に組織的関与か】世間の喧騒も「何で大騒ぎしているんだ」とヤクザたちが涼しい顔のワケ…「ガサ入れなんて珍しくもない」
NEWSポストセブン
昨年に黒木メイサとのクリスマス離婚を発表した赤西仁
《クリスマス離婚から1年》赤西仁「20代の密会美女」を呼び寄せて“軍団パーティー”で紹介した西麻布の夜
NEWSポストセブン
「闇バイト」で逮捕された本橋日尚太容疑者(23)。ホスト時代に抱えていたトラブルとは──。(本人SNSより)
《葛飾・闇バイト強盗致傷》「飲むと手がつけられない」“酒グセ”を理由に2度の解雇…従業員が明かした本橋日尚太容疑者のホスト時代「名古屋では新人王」
NEWSポストセブン
被害者の村上隆一さんの自宅玄関
「『霊媒師JUN』の予言を聞いて、呪いを解くには殺すしかないと思った」宮城県・柴田町殺人事件で被告男女が語った驚愕の殺害動機
NEWSポストセブン
複数の店舗が摘発された「松島新知」
《女性1000人規模が働く松島新地》売買春場所の提供で大阪府警が“聖域”を摘発し関係者激震「ホストの客に売春させる“マッチポンプ”で荒稼ぎを…」
NEWSポストセブン
華やかな暮らしから一転、刑務所の中で誕生日を迎えた(GettyImages)
《周りを囲みテーブルの上で行為を強要も》豪華なセレブから囚人へ…ディディ、刑務所で迎えた55歳の誕生日の献立
NEWSポストセブン
大河ドラマ『どうする家康』では主演を務めた
《口髭グラサン姿をキャッチ》激変の松本潤、港区女子とテキーラ片手に“山手線ゲーム” 後輩・赤西仁と急接近した西麻布の夜
NEWSポストセブン