埋められなかった「心の穴」
44歳となった中山さんは報じられてきた交際歴で、初めて年下の渋谷氏を新たなパートナーに、人生を歩み始めた。
「半同棲していた渋谷氏のSNSに頻繁に写り込むなど、それまでとは違ってオープンな交際を続けていたようです。しかし、交際から1年半が経った頃、中山さんがSNSで息子さん、そして渋谷氏への思いを次第に吐露するようになったのです」(同前)
現在すでに削除されているが、当時の投稿は《息子に色々買ってきたんだけど最近は直接渡せず》《選択肢が二つしかなくて。誰よりも息子に会いたい》《体の一部がもぎ取られた感じに慣れないと》といったものだった。さらに、《ひとりでいるほうがストレスないならそれがいい》などと渋谷氏との決別を思わせる発信もしていた。
「2014年の離婚から辻さんと海外で暮らす愛息のことをずっと思い続けていたようです。保育園の先生になることが夢だった中山さんにとって、愛息子と会えない心の穴は埋められず、すれ違いが続いていた渋谷氏との別れを選んだようです」(同前)
離婚から10年──54歳で天国へと旅立った中山さん。世界中の誰よりも愛した子どもを思い続けていたに違いない。