元夫・辻仁成氏との出会いと別れ
デビュー以来、中山さんは交際相手については周囲に知らせず、自身のペースを貫き、ときには事務所スタッフと口論することもあったという。そんな彼女は突然、32歳で電撃結婚を発表して世間を驚かせた。
伴侶に選んだ相手は、女優の南果歩と離婚して間もない芥川賞作家の辻仁成氏だった。
「中山さんは自身のホームページで《新しい人生を迎えました。私は宝物を見つけました。一人旅をしてきましたが、これからは共に歩いていく人がいる喜びでいっぱいです》と、胸中を報告していました。
馴れ初めは雑誌の対談、そして辻氏原作の映画『サヨナライツカ』の主演を彼女に抜擢されたこと。結婚後には夫婦でフランスに移住し、中山さんは33歳で待望の長男を授かりました。女優業をセーブして、数年間は子育てに専念していました」(同前)
2014年、久しぶりの仕事で帰国した中山さんは、報道陣に10歳となった長男が自身の曲を歌っていることを楽しげに打ち明けていた。だが、夫の話題には触れることなく、後日、離婚に向けて話し合いをしていることが明らかに。親権は辻が持つことになった。
「親権問題などの協議中、中山さんと音楽家・渋谷慶一郎氏との手繋ぎデートが報じられました。長男の親権譲渡が離婚承諾の条件だったため、中山さんは結婚生活12年で終止符を打つ決断をしたのです」(同前)