父親を早くに亡くし…
八田容疑者は石川県で生まれ、千葉県や栃木県を転々とした後、2021年に大分県に移り住んだとされている。そんな生活のなかで、特に長い時間を過ごしたのが祖父の家だった。幼少期の容疑者について、祖父が語る。
「與一は父親をがんで早くに亡くしているんです。だから母親は女手で育てなきゃいけない、資格をとってちゃんとした職業に就かなきゃいけないということで、専門学校に入った。
母方の実家が能登で、そっちの小学校には3年間ほど通っていました。中学はね、途中で転校するといじめとかあるかなと思ってこっちのほうにした。それからはずっと、10年以上この家に住んでたよ。自動車が好きな子どもで、車を見ると『〇〇の車だ!』といつもはしゃいでね……。大人になってからも運転は好きだったと思う」