「だから、『マスクを取って一緒に写真撮ってください』と言われても、『取れません!』とお断りします(笑)。まあ、お客さんはネイルをしに来ているし、今の若い人で、私と一緒に写真を撮ろうという人はいないから写真を撮る前提で準備はしていません(笑)」
とはいえ、肌へのこだわりは大切にしている。「見てらんない!」とならないための“投資”も欠かさない、と語る。
「顔面にね(笑)! レーザーでシミやシワを取って、肌の老化防止です」
食べ盛りの子どもを3人抱えていても、自身の美容に投資できる余裕があるのは、ネイルサロン経営がうまくいっている証拠だろう。
(第2回に続く)
取材・文/中野裕子(ジャーナリスト) 撮影/山口比佐夫