三男の寝かしつけを夫の今井さんが担当してくれていることで、その時間に洗濯をしたり、⽚付けができているそう。夫婦共働きでもワンオペの母親は少なくないようだが、小森さん夫婦はよく協力して子育てしている。
「私の両親や姉が近くに住んでいるんですけど、頼ってはいません。両親も姉も働いているし、私のほうも期待して頼る前提でいたら、頼れなかったときメンタルに来てしまうんで。そもそも、子どもは自分たちがほしくて作ったわけだから、育てるのも自分たちの責任だよね、とパパといつも話しています。子育て家庭はみんな大変で、みんながんばっている。私たちだけじゃないですから」
子育てについても、夫婦でよく話し合っているという。
「『ダメ!』と頭から押さえつけたら反発したくなっちゃうから、まずはなんでもやらせてみよう、という方針。誰かにケガをさせるとか、他人に迷惑をかけるようなことは『良くないよ』と話をする。そうでなければなんでもやってみて、自分でどうするか決めて、やりたい“幹”を見つけて生きていきなさい、と。私も反抗期は『とにかく放っておいて』と思っていたから」
かつては、男運がないことを嘆いていた小森さん。今井さんとはよく話し合い、ケンカもない。結果的に、運には恵まれていたようだ。