芸能とプロレス、異なるジャンルを行き来することで、双方からのファン獲得を目指すという。咲村が所属する芸能事務所「セルワールドエンタテイメント」の代表取締役・盛田正和氏も近い考えのもとでバックアップしているようだ。同事務所のグラビアアイドル・橘渚も咲村と同じタイミングでリングデビューを控えている。
「ブームに乗ろうとライブアイドルに特化した事務所が、ブームが下火になった途端、一気にダメになる……といった光景を何度も目にしてきました。なので、芸能事務所として、“ひとつのジャンルに特化せず、手広くやったほうがいい”という考えがあります。
_僕の場合、妻が元プロレスラーということもあって、もともとプロレス業界の慣習などは理解しています。どんな形であろうと、タレントの知名度が上がるのは大歓迎ですから、彼女たちのリングデビューも応援しています」(盛田氏)