会見には“妻”を同席させた渋谷被告(2006年に行われた会見)
また元妻・千秋被告もアルバイト先の同僚であったAさんやBさんに「いい占い師がいる」と言って家に呼び寄せ、「Bさんはあとどれくらい(の寿命)なの?」などと博仁被告に話を合わせ犯行を手助けしたとして起訴されていた。
昨年11月の論告で検察官は、博仁被告に対して懲役10年、千秋被告に懲役3年を求刑しており、判決は今年の1月14日を予定していた。ところが当日、博仁被告は法廷に現れなかった。
「博仁被告が法廷に現れず、判決期日が延期になったのです。弁護人曰く『昨日被告人と連絡を取り日程を確認したが、本日早朝に体調が崩れて出廷できないと連絡があった』とのことでした」(傍聴人の証言)
このため、博仁被告の判決は1月20日11時から改めて言い渡されることになっていたのだが「法廷の前に行くと裁判所職員が立っており『今日は非開廷で追って指定になります』と言われた」(傍聴人)という。しかし実際、博仁被告はその前日に亡くなっていた。自殺とみられる。“追って判決期日が指定”されることはない。