2006年1月、最寄駅まで女性3人を送り届ける渋谷被告
開廷表から先に消えていた「元妻」
また、元夫婦のふたりはこれまで一緒に裁判を受けていたにもかかわらず、1月14日の時点で千秋被告の名前のみ、開廷表から消えていた。これについても「裁判所が公訴を取り下げた」と裁判所はコメントしていたが、千秋被告も昨年亡くなっていたという。
ふたりは生前、法廷で公訴事実を否認していた。特に博仁被告は“宇宙人やUFOを信じていた”として、次のような主張を繰り広げていた。
「なぜ博仁さんが、宇宙人やUFOを信じているか。それは、彼は以前、宇宙人に会ったことがあるからなのです。世界の人々を減らす計画があり、日本人女性が狙われている。それを助けるために女性を集めないと、性的関係を持たないと、といわれていた」