︎特番の制作期間が6日間
このように一連の騒動で、番組制作サイドには多大な影響が生じ、大混乱となっている。現場からは他にも悲痛な声が上がっている。別の局関係者が明かす。
「1月8日、会社が『だれかtoなかい』の放送見合わせを決めてから約20日間、現場は不眠不休で番組の再編集に追われています。特に制作会社の方々には過重労働をお願いせざるを得ない状況です」
『だれかtoなかい』は毎週日曜21時とまさに“ゴールデンタイム”に放送されていたため、安易な差し替えも難しい。基本路線は「同番組の前に放送していた特番を拡大する」という方針で、対応しているという。
1月26日に放送された特番『ジャンクSPORTS プロ野球スター大集結SP』も煽りを受けた番組のひとつだという。
「昨年12月9日にスタジオ収録が終わっていて、もとは2時間番組の予定でした。それが、『だれかtoなかい』の放送見合わせが決まると、急遽、『番組を3時間にしてほしい』という要望が編成から降りてきた。
すぐに企画会議が行われ、司会の浜田雅功さんとプロ野球選手の外ロケを収録して、1時間ぶんの“かさ増し”編集をすることが決まりましたが、ここからが大変でした。