“令和の怪物”と称される日本の若きエース・佐々木朗希(23才)。多くのチームが獲得を画策したが、彼の心を動かしたのはスーパースターの“おもてなし”だった。佐々木の加入で、最強の布陣が完成したドジャース。彼らのそばには、日々夫のために身を尽くす妻のあたたかいまなざしがあった──。
「カリフォルニア州史上最悪」といわれる山火事に襲われたロサンゼルス。多くの尊い命が失われ、甚大な被害が出るなか、ドジャースファンに明るいニュースが舞い込んできた。1月18日、千葉ロッテマリーンズで活躍していた投手・佐々木朗希のドジャース入団が発表されたのだ。
「大谷選手と同じ岩手出身です。細身ながら、192cmと長身で大谷選手と並ぶ日本人最速タイの165km/hを記録した豪腕の持ち主。高校時代から注目を浴びる“若きサムライ”の移籍交渉には、メジャー20球団が獲得に動く争奪戦が起きていました」(スポーツ紙記者)
数々のラブコールの中から佐々木がドジャースを選んだのは、2023年に侍ジャパンの一員として共に戦った、同郷の先輩・大谷の影響が大きい。