子どもたちに手を差し伸べるはずの男がなぜ──(知人提供)
容疑者は「槙野悠人」という通名を使っていたこともわかっている。その理由について、ある知人男性が話す。
「“トー横”の子どもたちの中には、半グレとか反社会的勢力の人間とつるむタチの悪い子もいるそうです。牧野さんは彼らを“トー横”から遠ざけようとしていたので、そんな人たちからしたら、うっとうしい存在だったんでしょう。実際に脅迫を受けることなどもあったそうです。敵が多かったので、本名を使うことを避けていたのでは……」
近年では本名を隠して活動する一方、10年以上前は動画配信者として、顔を出して活動することもあった。前出とは別の知人が語る。
「JK配信者好き」の一面も…
「電話で誰かと話すフリをしながら“本音”をボヤく“エア電話”がニコ動でウケていました。また政治とか、経済について生配信で話すこともあって、広く浅く知識があるイメージ。半分ネタなんでしょうが、『フランス語が話せる』だとか嘘をつくことも多くて、それを皮肉って『まきのは信用できる』ってコメントする人もいましたね。今でも残っている動画がいくつかありますよ。
今回の逮捕は驚きましたけど、彼が女子高生の配信者を推している時期があって……。今思うと当時から若い子が好きだったのかな」
調べに対して「事実とは異なる部分がある」と一部容疑を否認しているという牧野。子どもたちを守るべく始めた活動は、自身の欲を満たすための手段だったのだろうか──。
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