Snow Manの目黒蓮
光一のプロ意識
かつてジュニアとして活動してきた先輩たちも、現状に危機感を抱き、新しい歌番組を「僕らで創り出す」という強い思いのもと、一肌脱ぐことを決めたようだ。
「その配信番組のMCは、複数のタレントの持ち回り制です。そのうちの1人が、KinKi Kidsの堂本光一さん(46才)です」(前出・芸能関係者)
光一は初回のMCを担当する。今年の夏頃をめどに、KinKi KidsからDOMOTOにユニット名を改めて活動していくことを発表している光一。彼の代名詞と言えば、舞台『SHOCK』シリーズ。2000年にスタートし、昨年11月の大千穐楽まで2100回以上公演した。これまで、今井翼(43才)、錦戸亮(40才)、屋良朝幸(42才)、内博貴(38才)といった後輩たちをライバル役として迎え、2018年以降は、中山優馬(31才)や佐藤勝利(28才)を抜擢してきた。
「これまでたくさんのジュニアが、登竜門的存在のSHOCKの舞台に立ってきました。光一さんは、舞台という場で後輩に自分の背中を見せて、彼らに間近でいろんなことを学ぶチャンスを与えていました。ジュニアにとっても、光一さんのプロ意識を勉強できるチャンスだったのです。
SHOCKは昨年終わりを迎えましたが、違った形でジュニアとかかわり、目をかけられることに光一さんは魅力を感じているのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)
イズムの継承は続いていく
今回の配信番組の制作には、これまで名だたる音楽番組をつくってきたベテランスタッフたちが集結しており、意気込みもかなりのものだという。それに呼応するように、デビュー組も息巻いている。
「なにわ男子やKing & Prince、SixTONESといった面々に加え、将来的にはSnow Manらが出演してパフォーマンスすることも検討されています」(前出・別の芸能関係者)
今年1月にデビュー5周年を迎えたSnow Manのメンバーは、「配信番組」に大きな可能性を見出している。
「ジャニー氏問題で、旧ジャニーズ事務所所属のタレントは2023年末の『NHK紅白歌合戦』から締め出しを食らいました。その際、独自に生配信を行い、同時接続数133万以上という当時の日本記録を打ち立てたのがSnow Manでした。
組織体制の変更や、被害者への補償が進んだことで、昨年の紅白歌合戦への出場オファーが彼らの元へ届きましたが、それを断って2年連続で生配信を実施。しかも126万以上の視聴を集め、“紅白出場8よりもファンを大いに喜ばせたと言われました」(別の音楽関係者)